コンドームをつけないでセックス(膣性交)をすると男性(挿入する側)に性病がうつる理由
亀頭や尿道、膣は粘膜と言われる組織で、皮膚に比べ菌などが侵入してきやすい場所です。コンドームを使用しないで膣性交(ナマ、本番と言われる行為)をすると、お互いの粘膜同士が触れ合いますので、相手の性器に性病を引き起こす菌などがいると、その性病にかかってしまうリスクがあります。
感染の恐れがある病気
性病の予防法
コンドームを装着しましょう。行為の初めから最後までしっかりつけましょう。途中からつけたり、最後の方で外してしまっては、感染を防ぐことができません。 行為が終わった後に排尿をすることで、尿道から侵入してきた菌などが外へ出るため、一定の予防効果があります。
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佐藤 昭裕
院長 : KARADA内科クリニック
KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。
総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。性感染症(性病検査)も専門とする。
「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。
東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。
-著書『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』
●日本テレビ スッキリに感染症専門家として毎週出演中 ●Yahoo!ニュース公式コメンテーター

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