東京のHIV・エイズ予防薬(PEP・PrEP療法) | KARADA内科クリニック渋谷院・五反田院

感染症専門医監修 HIV治療クリニックが提供するHIV(エイズ)予防薬PEP・PrEP療法

以下に当てはまる方は
PEP・PrEP療法をご検討ください

性行為のHIV予防

  • パートナーがHIV感染者である
  • 不特定多数との性行為がある
  • コンドームを使用しないアナルセックスをすることがある
  • 仕事が性風俗関係である など
PrEP療法(性行為前のHIV予防薬)

HIV(エイズ)の予防として、コンドームだけではなく、「内服薬」の選択肢がある時代になりました。

当院は国内で流通している薬だけではなく、品質の担保されたジェネリック薬を安価で提供をしています。
目的に合わせてご自身にあった予防法をお選びください。

クリニックの特徴 Features

  • 01

    HIV患者の診療・治療クリニック

    当院は実際にHIV感染症を治療しているクリニックです。
    HIV患者さんを診療・治療するにはHIVに関する高度な専門知識が必要となり、エイズ学会認定医による国内ガイドラインに沿った診療が受けられます。
    ※渋谷院は現在、認可申請中です。

  • 02

    便利な駅近クリニック

    渋谷院はスクランブル交差点すぐ。五反田院は駅から徒歩1分。

  • 03

    オンライン診療での検査・処方も可能

    クリニックに来院出来ない方は、スマホ1つで受診・処方(購入)する事が可能です。

監修医 Supervising doctor

KARADA内科クリニック院長。医学博士。
日本感染症学会専門医。 総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。性感染症(性病検査)も専門とする。 「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症 東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。

  • 日本テレビ スッキリに感染症専門家として毎週出演中
  • Yahoo!ニュース公式コメンテーター

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PEP療法 Post Exposure Prophylaxis

性行為後のHIV予防薬 PEP療法(曝露後予防 )について

  • PEP療法(曝露後予防 )とは?

    適切な予防なしに性行為を行ってしまった後などに、抗HIV薬を内服してHIV感染を予防する方法です。
    どういう方が曝露後予防をするかというと、「セックスのあとに相手がHIV感染症と判明した」「レイプ被害者(女性でも男性でも)」があげられます。

    PEP療法の対象となる方
    • 性行為の後に、相手がHIV感染症と判明した
    • コンドームが性行為中に外れてしまった
    • お酒に酔って、知らない人と性行為をしてしまった
    • レイプ被害にあってしまった
    • 医療従事者で針刺し事故を起こしてしまった
      など
    性行為別のHIV感染リスクの高い順番
    • アナルセックス(受け手側)
    • アナルセックス(挿入側)
    • 腟性交(女性)
    • 腟性交(男性)
    • オーラルセックス
  • PEP療法の内容

    • 抗HIV薬を30日間内服する
    • セックス後なるべく早め(72時間以内)に内服する (72時間を過ぎていても内服したほうが良い)
    • 内服開始前にHIV、梅毒、B型・C型肝炎の検査を行う
    • 自費診療であり、保険診療は不可
  • PEP療法の効果

    「どれくらい予防効果があるか」ということについては、実はあまりデータはありません。

    しかし、医療従事者においては、セックスよりもリスクの高い針刺し事故(誤ってHIV感染者に使用した針を、自分自身に刺してしまう)についても先進国では2000年以降、1件も感染者がでていません(特殊なケースで1例アメリカであり)。

    これはこの曝露後予防をしっかり行ったことにより、感染が防げている何よりの証拠だと思います。「可能な限り早めに内服を開始し、1か月間内服」することで、HIV感染をかなり高い確率で予防することができると考えます。

PEP療法の流れ

オンライン診療はこちら
  • 01

    予約

    Reserve

    性行為後できるだけ早く」受診することが重要です。(来院もしくはオンライン診療)
    来院の方は、下記より「PEP・PrEP療法」メニューでご予約をお取りください。

    来院予約はこちら
  • 02

    受診当日

    That day
    • 問診
    • 採血(HIV、梅毒、B・C型肝炎、腎機能)
    • 抗HIV(予防)薬の処方。内服開始
      ※HIV・梅毒・B型肝炎は追加料金なしで当日結果判明も可
  • 03

    1〜3日後

    1〜3 days later

    アプリで検査結果確認
    (初回受診時の採血結果説明) 。

  • 04

    4週間後

    4 week later
    • 再診し、副作用などの確認
    • 採血(HIV、梅毒、B・C型肝炎、腎機能)を行う。
      ※HIV・梅毒・B型肝炎は追加料金なしで当日結果判明も可
    • 翌日以降にアプリで採血結果説明。

PEP療法 診療の料金 Price

  • 後発薬(ジェネリック)

    費 用
    88,000円(税込)
    含まれるもの
    • 処方薬30日分
    • HIV※・梅毒※、B型肝炎※・C型肝炎・腎機能のセット検査2回分
    • 当日結果が分かる迅速検査に切り替え可(無料)
    • 梅毒のみ、過去に感染した方は迅速不可
  • 先発薬

    費 用
    264,000円(税込)
    内 容
    • 処方薬30日分
    • HIV※・梅毒※、B型肝炎※・C型肝炎・腎機能のセット検査2回分
    • 当日結果が分かる迅速検査に切り替え可(無料)
    • 梅毒のみ、過去に感染した方は迅速不可
  • 追加検査

    費 用
    4,400円(税込)
    内 容
    • 淋菌・クラミジア検査
    • 尿or膣、のど、肛門の3か所から、最大3か所まで同一料金で検査箇所をお選びいただけます。
薬について
先発薬: デシコビ+アイセントレス or テビケイ
後発薬: TAFERO EM+INSTGRA

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PrEP療法 Pre-Exposure Prophylaxis

性行為前のHIV予防薬 PrEP療法について

  • PrEP療法(抗HIV薬の予防的内服)とは?

    HIV未感染者の高リスク者が、感染リスクを軽減するために抗HIV薬を予防的に内服することです。

  • PrEP療法の2種類の予防方法

    • デイリーPrEP
      抗HIV薬を1種類、1日1回1錠毎日内服する
    • オンデマンドPrEP
      抗HIV薬を1種類、性行為の前日・当日・翌日のみ内服する
  • PrEP療法の効果

    この予防方法がHIV感染予防に効果がある、という科学的根拠は非常に多くの論文から報告されており、その効果は44~90%程度の幅とされています。
    しかし上記の飲み方をしっかり守れば、その効果は90%以上ともいわれます。
    安全性についても、「重篤な有害事象や耐性ウイルスの出現頻度は、プラセボ群(偽薬を飲ませた群)と比較して有意差なし」とされており、安心して行える予防方法と言えます。
    日本では保険適応外であり、自由診療となります。

  • PrEP療法が推奨される方

    • パートナーがHIV感染者である
    • 不特定多数との性行為がある
    • コンドームを使用しないアナルセックスをすることがある
    • 仕事が性風俗関係である
      など

    特に、コンドームなしの肛門性交がある、過去6か月のうちに性病にかかったことが判明、HIV感染者と性的関係がある方に推奨されています。

PrEP療法の流れ

オンライン診療はこちら
  • 01

    予約

    Reserve

    来院もしくはオンライン診療 。
    来院の方は、下記より「PEP・PrEP療法」メニューでご予約をお取りください。

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  • 02

    受診当日

    That day
    • 問診
    • 採血(HIV、梅毒、B型肝炎、腎機能)を行う
      ※HIV・梅毒・B型肝炎は追加料金なしで当日結果判明も可
  • デイリー
    PrEPの場合
    03

    受診後

    • お薬を日数分処方。
    • 採血結果はアプリで確認。
  • オンデマンド
    PrEPの場合
    03

    受診後

    • 4錠処方(2錠を性行為の前日に内服し、1錠を初回内服から24時間開けて内服し、さらに1錠をその24時間後に内服)
    • 採血結果はアプリで確認。

PrEP療法 診療の料金 Price

後発薬(ジェネリック)

デイリー
初回
(検査なし)
13,200(税込)/ 1ヶ月
初回
(検査あり)
18,700(税込)/ 1ヶ月
2回目以降 11,000(税込)/ 1ヶ月
27,500(税込)/ 3ヶ月
オンデマンド
初回・2回目
以降
5,500(税込)/ 1ヶ月

先発薬

デイリー
初回
(検査なし)
154,000(税込)
初回
(検査あり)
159,500(税込)
2回目以降
(検査なし)
143,000(税込)
薬について
先発薬: デシコビ
後発薬: TAFERO EM

  • PrEP中の性感染症検査

    費 用
    5,500円(税込)
    内 容
    • HIV※・梅毒※・B型肝炎※・腎機能のセット検査
    • 当日結果が分かる迅速検査に切り替え可(無料)
    • 梅毒のみ、過去に感染した方は迅速不可

    初回投与前や内服開始数か月には検査が必要です。


  • PrEP中のオプション検査

    費 用
    4,400円(税込)
    内 容
    • 淋菌・クラミジア検査
    • 尿or膣、のど、肛門の3か所から、最大3か所まで 同一料金で検査箇所をお選びいただけます。
  • (ご自身で輸入されている方向け)
    PrEP中の性感染症チェックセット

    費 用
    5,500円(税込)
    内 容
    • HIV・梅毒・B型肝炎・腎機能のセット検査
    • 追加料金なしで当日結果が分かる迅速検査に切り替え可
    • 梅毒のみ、過去に感染した方は迅速不可

    他院でPrEPの処方を受けている方や、オンラインショッピングなどでインターネットにより海外製の抗HIV薬を輸入して内服している方を対象に、当院でしっかり内服中の健康面をフォローいたします。

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よくあるご質問 Q & A

PEPとは何ですか?

PEPとは、曝露後予防(Post Exprosure Prophylaxis)の略語です。HIVに感染する可能性のある行為の後、72時間以内にHIVの薬を飲むことでHIVに感染するリスクを低下させる予防策のことです。このPEPには、「職業従事者PEP」と「非職業従事者PEP」の2種類があります。前者は医療機関などで針刺事故をきっかけに治療を開始することを指し、後者は性交渉などによってHIV感染を予防する目的で薬を飲むことを指します。当院では、後者の相談が圧倒的に多い状況です。ただし、どちらも薬や治療期間全く同じです。

どんな時にPEPが必要ですか?

HIV感染者の体液(精液・膣分泌液・血液など)の曝露があった場合やその可能性が否定できない方が対象になります。相手のHIV感染が不明な場合は、リスク行為によるケースバイケースで開始の判断をした方が良いので、KARADA内科クリニックの感染症専門医にご相談いただければ幸いです。
なお、性行為のリスクは肛門性交(受け手)>肛門性交(挿入側)>膣性交(女性)>膣性交(男性)>oral sexの順に感染リスクがあることが言われております。
【参照元】http://www.cdc.gov/hiv/policies/law/risk.html

曝露後(感染リスクのある行為から)72時間以上は効果がないですか?

性行為に関連したPEPの予防内服ではこの質問に答える明確な研究データがありません。医療従事者を対象とした研究では、時間経過とともに感染を防げる確率が経時的に低下することが示されたデータがあります。したがって、できるだけ早く内服することが大事と考えられます。ただし、現時点でHIVに一度感染すると、治癒するための薬は世の中に存在しません。感染を成立させないことが重要だと考えられております。皆様がリスクを感じてこのHPを今ご覧になられていると思います。現在、医療者として推奨できる治療はこれしかありません。高価な薬ではあり、時間経つとその効果も下がる可能性もありますが、限られた感染予防の望みの策としてご検討いただき、当院では治療開始前に十分に感染症専門医とご相談いただくことが可能です。ご相談ください。

体液が皮膚に付着しただけでPEPを実施する必要はありますか?

本当に正常皮膚のみにしか精液や膣分泌液あるいは血液などが付着したと言えるのであればPEPを開始する必要性は限りなく低いと言えると思います。それは、過去に医療従事者を対象とした研究でHIV-1の曝露後感染成立を確認した研究で、粘膜暴露で0,09%(1/1143人)の感染成立、皮膚接触で0%(0人/2712人)という報告(Ann Intern Med.1990;113(10):740.)があります。このことからも皮膚接触のみでは感染しないと言えるでしょう。ただし、本当に正常皮膚以外での接触がないのかどうか言い切れない限りは、予防の治療の対象になり得るかと思います。

PEPの治療効果はどれ程なのでしょうか?

米国における職業関連感染に限定した報告になりますが、1名(詳細不明・特殊環境下での感染)を除き、1999年以降PEP治療導入後HIV感染成立した例はないという報告があります。また、英国でも同様の期間で感染者の報告は一人もないということがわかっています。それまで数百人の感染成立+疑い症例があったことを考えるとその治療のパワーを実感することができるのではないでしょうか。

飲むにあたり、注意が必要な人はいますか?

B型肝炎ウィルスに感染している方は、この薬の使用を中止するとB型肝炎が悪化することがあります。もし元々B型肝炎を患っていらっしゃる方は、KARADA内科クリニックの感染症専門医に是非ご相談ください。
また、気づかないうちにすでにHIV感染があった、という方が検査もせずに内服を初めてしまうと、後の治療に影響が出る可能性があります。PEPを開始する前には必ず「内服する時点ですでにHIV感染がないかどうか」を調べておくことが重要です。

PEPとPrEPの違いを教えてください

PrEPはPEPと異なります。PEP( Post– Exposure Prophylaxis「曝露後予防内服」)とPrEP(Pre-Exposure Prophylaxis「曝露前予防内服」)の主な違いは、PEPはHIVに暴露したと考えられる性交渉「後」に服用され、PrEPは性交渉「前」に毎日継続して服用される点です。

どうして採血する必要があるのですか?
  • HIV感染の有無の確認
    治療開始前に既に感染していたという可能性を否定する必要があります。既に感染することに気づかずに、PrEPやPEPを実施すると、薬が効きにくいウイルス(耐性ウイルス)というものを生み出してしまう可能性が高まります。これは社会にとっても、患者さん自身にとっても良いことではありません。PEPやPrEPのような予防ではなく、治療としてHIV治療に向き合う必要があるためにこの予防治療開始前に感染の確認は必須と考えます。
  • 副作用
    稀ではありますが、腎臓機能を確認しておく必要があると考えます。内服をスタートしても問題ないか、内服後の腎臓機能障害が発生してないかどうか、評価するためにも実施しておく必要があると考えます。
薬を飲む時間は1日の中でいつでも良いか?

いいえ。薬はできるだけ決めた時間に飲みましょう。初回に内服した時間にできるだけ翌日以降も合わせて内服してください。薬というのは用法を守ることで期待される効果が発揮されます。せっかく購入して、予防を講じるのであれば、予防効果を一番期待できる飲み方で使用しましょう。ただし、万が一飲み忘れてしまったとしても、その日のうちであれば速やかに内服していただいて構いません。

オンライン診療について

こちらをご確認ください。

PrEPとは何ですか?

PrEPとは「曝露前予防内服(Pre-Exposure Prophylaxis)」のことです。これは、性交渉の前後に薬を継続して服用することによって、HIVに感染するリスクを下げる予防法です。HIV未感染者が、自身がHIVに感染するのを予防するために薬を飲むことです。PrEPの錠剤は抗HIV薬であり、HIV陽性者がHIVの治療のために服用する錠剤と同様の種類です。当院では、ジェネリックと言われる後発薬品をご用意しており、安価に皆様に提供することができます。

PrEPはどのように内服するのですか?

もっとも一般的に行われているPrEPは、1日1回1錠の薬を内服するという方法です。HIV陽性者が、HIVの治療のために一般的に服用するものと同様の錠剤の一つです。PrEPは決められたとおりに正しく服用することで、最大の効果が得られます。十分な薬物の血中濃度を確保することができ、結果としてHIV感染予防につながります。

PrEPの予防効果はどれくらいですか?

過去の報告で、ツルバダ(TDF/FTC)という薬を1日1回1錠の内服を継続することで行われた研究では、アドヒアランス(薬を自ら進んで適切に飲むことができること)が良好であれば90%以上予防可能と言われております。(Sci Transl Med.2012 Sep;4(151)ra125)

PrEPはどんな人に効果がありますか?

アメリカの2014年のガイドラインでは、ゲイセクシャル、ヘテロセクシャルな男女、静脈薬物使用者に効果があると効果があると指摘されています。特に、HIV感染リスクの高いアナルセックスがある方、不特定多数とのセックスがある方には推奨されます。

飲み忘れても平気ですか?

できるだけ毎日内服していただきたいです。それは、きちっと内服することで、90%以上の予防効果があるという報告があります。(Lancet Infect Dis.2014 Sep;14(9):820-9.)言い換えれば、できるだけ飲み忘れのないように心がけていただき、治療効果を高めてHIV感染を皆様に予防していただければと考えています。

薬を飲み忘れたことに気づいたらどうすれば良いですか?

PrEPの服用を忘れてしまっても、(それまできちんと服用できていれば)体内では高い予防効果が保たれています。飲むべき日のうちに飲み忘れに気づいたときに1錠服用し、その次は決められた時間に服用してください。

内服の方法はどんな種類がありますか?

KARADA内科クリニックでは、2種類の方法を用意しております。デイリーPrEPとオンデマンドPrEPです。

デイリーPrEPは、PrEPを1日1回、毎日、継続的に服用する方法です。ほとんどのPrEPの研究はデイリーPrEPに基づいて行われており、ほかの服用方法よりもデイリーPrEPの方がより科学的な根拠があります。デイリーPrEPは、肛門性交、シスジェンダーの異性愛者(男女)の膣性交および薬物注射に関して研究が行われてきました。多くの国際的なガイドラインが、PrEPを服用する唯一の方法としてデイリーPrEPを推奨しています。
一方で、オンデマンドPrEPは性交渉の前日、直前そして翌日にPrEPを薬を飲みます。フランスの研究では、肛門性交によるHIV感染の予防の場合にはオンデマンドPrEPが有効であることが示されています。有効性が示されているIPERGAYという研究と同様に当院でのオンデマンドPrEPの服用方法は、予想される性交渉の24時間前に2錠服用します。そして内服から24時間後(性交渉当日)、最初に2錠を服用した24時間後と48時間後に1錠ずつ服用します。数日連続で性交渉を行う場合は、最後の性交渉の48時間後まで毎日1錠の服用を継続してください。ほとんどのヨーロッパのガイドラインは、HIVの感染リスクが肛門性交の場合、オンデマンドPrEPを支持しています。

デイリーとオンデマンド、どちらを推奨しますか?

性交渉の頻度やタイミングによって回答が変わるので医師にご相談ください。現状としては、当院で患者さんと治療の相談をしていると、圧倒的にデイリーPrEPを選択される方が多いかと思います。医師としても、これまでの研究データがリッチであること、加えて、性交渉の機会が突然、予定外に訪れることが多く、デイリーPrEPを選択する方がより有効に感染対策を行えると考えるからです。体の部位によって薬物吸収が異なるため、オンデマンドPrEPは、HIVの感染リスクが膣性交や薬物注射による人には推奨されないため注意が必要です。

本当にPrEPを開始した方が良いか悩んでいます。

適切に内服すればとても予防効果が高く、重篤な有害事象(副作用)も報告がありません。加えて、耐性ウィルスの出現に関しても有意に増えるという報告はありません。したがって、世界的にもHIV感染症を減らすという目的において、いかにPrEPを導入してもらうのかが課題となっております。KARADA内科クリニックでは、感染症専門医が常に診療を提供しております。皆様からの問診を通じて、HIV感染のリスクを考慮した提案ができればと考えております。お気軽にご相談ください。

PrEPはどのような人に推奨されますか?

HIV感染リスクを有する性的活動性のある

・成人ゲイセクシャル間

・成人男女間 など

特に、ゲイセクシャルの方で、HIV未感染で過去6ヶ月以内に男性との性交渉があり、かつ、次のいずれかがある方

・コンドーム無しの性交渉がある

・過去6ヶ月で性感染症(梅毒やコンジローマや淋病/クラミジアなど)が判明している

・HIV感染している男性と性交渉がある

上記の方にはPrEP開始が強く推奨されます。

一生内服する必要がありますか?

人のHIV感染リスク・性交渉の頻度はその人の人生において一定ではあることはないと思います。生活環境の変化や時間の経過とともに変わることでしょう。たとえば、新しい都市に移ったり、パートナーとの関係解消あるいはその他のパートナーへの変化など事情は様々でしょう。したがって、状況によって感染リスクも様々です。当然性交渉などリスクがなくなれば、内服を続ける必要はないと思います。これらは時に「リスクの時期」とも呼ばれます。人はさまざまな理由でPrEPの使用をやめるかもしれません。たとえば、性行動を変えたり、HIV陽性のパートナーのウイルス量が検出限界以下に達したり、あるいは関係が安定してほかと性交渉をしない1対1の関係になったりするかもしれません。PrEPの服用者に対するサポートには、HIVの曝露リスク、PrEPを安全にやめたり再開する方法の啓発といった、PrEPを取り巻く状況の認識を含める必要があるでしょう。 PrEPをやめる場合でも、最後のHIVの感染リスクがあったあとの数日間は、服用を続ける必要があります。

副作用はどんなものがありますか?

腎臓機能の異常が報告されています。頻度は稀ですが、PrEP服用中に腎臓に問題が生じる場合があります。内服を開始する前に腎臓の機能を確認することにより、PrEPを中止すべきかどうかを判断をさせていただきます。KARADA内科クリニックでは、PrEPの開始前と内服終了後に血液検査(血液中のクレアチニンおよびeGFR)で腎臓の機能を確認しております。なお、内服中に腎臓機能の障害に患者さん自身が気づくことは難しいかもしれません。腎臓機能の障害は、症状が出ることは比較的進行した状態です。進行すると体が浮腫むことや尿量が低下したりします。
また、頭痛や吐気を感じる方もいらっしゃいますが、多くの方は1週間くらいたつと慣れてきて、何も感じなくなる方がほとんどです。
内服中に何らかの異常があれば、外来でご相談いただければ幸いです。

オンデマンドとは何ですか?効果がありますか?

event driven doseと言われ、具体的には性行為前に2錠剤、直後に1錠剤さらに24時間後に1錠剤飲む方法です。これはフランスとカナダで実施された肛門性交渉(HIV感染リスクの高い性交渉)におけるHIV感染予防を調べた研究で高い効果がありました。(N Engl J Med. 2015 Dec 3;373(23):2237-46.)性交渉が計画的に実施されるような方では使用が推奨できますが、性交渉の頻度や偶発的に行為を行うことが少しでもある方はデイリーPrEPの方が予防しやすいのではないでしょうか。

オンデマンドPrEPを使用できないケースはありますか?

膣を介する性交渉です。これは、イギリス国内と国際的なガイドラインは、この点に関して一貫した推奨を出しています。膣性交の場合、デイリーPrEPが推奨される唯一の方法です。第一の理由は、オンデマンドPrEPがゲイセクシャルの方に対してのみ調査されており、その主なHIVの感染リスクは肛門性交によるものだということです。第二の理由は、テノホビル(PrEPに含まれる2種類の薬物成分の1つ)が組織内で十分な濃度に達する時間に差があり、直腸に比べ膣でははるかに長い時間を要するためです。つまり、膣性交の場合、オンデマンドPrEPでは充分な効果が期待できないということが理由になります。

PrEPはHIV以外の感染症も予防しますか?避妊はしなくても平気ですか?

PrEPはHIVの感染予防にのみ効果的であることが証明されています。PrEPが単純ヘルペスウイルス2型およびB型肝炎の感染予防に何らかの影響を与える可能性を示唆する研究もありますが、明確な根拠をまだ示すことはできない状態です。一方で、コンドームの場合、毎回正しく使用すれば、HIV、淋病、クラミジア、梅毒、C型肝炎など多数の感染症の防御になります。また、PrEPに避妊効果はありません。以上からも、コンドームの有効性や意義を考慮して適切にできるだけ使用していただければ幸いです。

内服以外の予防はありませんか?

Safer Sexが重要と考えます。Safer Sexとは、パートナーも感染していないことが確実で、お互い以外のセックスパートナーがおらず、さらにコンドームを正しく使用することです。パートナーとの関係性などは医療の観点からはなかなか介入が難しいことが多いですが、コンドームを適切に使用すること、それを指導することは私たちでも可能です。日本性感染症学会が推奨しているこちらの動画などで今一度その方法を復習されることをお勧めいたします。

ジェネリックと先発品の違いは何ですか?安全性は問題ないですか?

ジェネリック薬品とは、一般的に新薬と同じ有効成分を含む医薬品のことを指します。新薬は研究開発投資が大きいこと、また発売後に一定期間有効性・安全性を評価するため、それらの費用を加味した価格が設定されています。一方で、ジェネリック薬品はその開発費が100~1000分の一程度に抑えられると言われており、安価で皆様の元に効果を同じくして提供することが可能になっております。ただし、海外から輸入する事となるPEP/PrEPのジェネリック医薬品は万が一副作用が生じても、国内の健康被害救済制度は適応とならない点だけご理解ください。

PEPとPrEPの違いを教えてください

PrEPはPEPと異なります。PEP( Post– Exposure Prophylaxis「曝露後予防内服」)とPrEP(Pre-Exposure Prophylaxis「曝露前予防内服」)の主な違いは、PEPはHIVに暴露したと考えられる性交渉「後」に服用され、PrEPは性交渉「前」に毎日継続して服用される点です。

どうして採血する必要があるのですか?
  • HIV感染の有無の確認
    治療開始前に既に感染していたという可能性を否定する必要があります。既に感染することに気づかずに、PrEPやPEPを実施すると、薬が効きにくいウイルス(耐性ウイルス)というものを生み出してしまう可能性が高まります。これは社会にとっても、患者さん自身にとっても良いことではありません。PEPやPrEPのような予防ではなく、治療としてHIV治療に向き合う必要があるためにこの予防治療開始前に感染の確認は必須と考えます。
  • 副作用
    稀ではありますが、腎臓機能を確認しておく必要があると考えます。内服をスタートしても問題ないか、内服後の腎臓機能障害が発生してないかどうか、評価するためにも実施しておく必要があると考えます。
薬を飲む時間は1日の中でいつでも良いか?

いいえ。薬はできるだけ決めた時間に飲みましょう。初回に内服した時間にできるだけ翌日以降も合わせて内服してください。薬というのは用法を守ることで期待される効果が発揮されます。せっかく購入して、予防を講じるのであれば、予防効果を一番期待できる飲み方で使用しましょう。ただし、万が一飲み忘れてしまったとしても、その日のうちであれば速やかに内服していただいて構いません。

オンライン診療について

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参考文献