田中雅之渋谷院長がNHKより取材を受け、現在急増する梅毒に関して専門家として解説いたしました。
KARADA内科クリニックグループでは、日本でもトップクラスの梅毒ステルイズ治療実績があり、感染症専門医集団として、感染してからの症状や治療の方法、予防法などを解説しております。
▼アーカイブはこちら
▼放送内容はこちら
「梅毒」感染急増 対処法は
梅毒の初期症状は痛みも感じずに症状が消えることもあり、そのまま放置して体に麻痺が起こることなどもあるそう。感染初期は細菌が入った場所に腫れや潰瘍が起こるが、痛みやかゆみは殆ど感じない。症状が収まり治ったと勘違して放置すると全身に赤い発疹が現れる。発熱や倦怠感などの症状が出ることもあるという。患者の急増で懸念されるのが妊婦への感染。妊婦が感染すると胎児が感染する恐れがあり、流産や死産のリスクが高まるという。また新生児にも先天梅毒の可能性があり、数年後に目の炎症や難聴などの症状が出ることがあるという。感染予防には避妊具や不特定多数との性交渉を避けることが重要。ただしそれでも感染の可能性はあるため検査が重要になる。専門家は自分が不特定多数と性交渉していなくても、パートナーやその過去のパートナーの行動が影響し感染する可能性があるので、新しいパートナーができたタイミングなどでの検査が重要だとした。