この度、KARADA内科クリニックでは、抗HIV薬のジェネリック(後発品)を海外から輸入し、低価格で処方することが可能になりました。
当院が処方するのはデシコビのジェネリックでTafero EMです。
これまで日本で販売している先発品でしか抗HIV薬を処方出来ず、費用が大変高額になってしまっていました。
それを、輸入代行業者を通じ、当院は正規のジェネリック医薬品を輸入し、低価格でご提供することが可能になりました。これまで個人輸入をされていた方も、是非お問い合わせください。
費用(税別)
デイリーPrEP
<内容>
毎日抗HIV薬(Tafero EM)を服用
<費用:初回>
12,000円(初診料・1か月分処方込み、税別)
<費用:2回目以降>
1か月分:10,000円(再診料・1か月分処方込み、税別)
3か月分:25,000円(再診料・3か月分処方込み、税別)
オンデマンドPrEP
<内容>
Tafero EMを4錠処方。2錠を性行為の前日に内服し、1錠を初回内服から24時間開けて内服し、さらに1錠をその24時間後に内服。
<費用>
5,000円(税別)
検査
<内容>
初回投与前や内服開始後数か月にはHIV、B型肝炎、梅毒、肝機能、腎機能の検査が必要です。
HIV、B型肝炎、梅毒については当日結果がわかる迅速検査も可能です。
<費用>
10,000円(税別)
当院でジェネリック薬を用いたPrEPを受けるメリット
- 実際にHIV感染症を治療しているクリニックで、エイズ学会認定医による診療が受けられます。
- 国内流通品に比べ、費用がおよそ1/10~1/15程度ですみます。
- 個人輸入は手間がかかるうえに、法律上「個人輸入は1か月分まで」と決められていますが、当院では3か月分までお渡しすることが可能です。
- 薬の処方だけではなく、「HIVに感染していないか」、「薬の副作用はでていないか」など、しっかり適切な検査、診療をさせていただきます。
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佐藤 昭裕
院長 : KARADA内科クリニック
KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。
総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。性感染症(性病検査)も専門とする。
「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。
東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。
-著書『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』(20年7月15日発売予定)

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