- 医学博士
- 日本感染症学会専門医・指導医
- 日本内科学会認定医
- 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医・指導医
- 日本感染症学会推薦 ICD(Infection control doctor)
- 日本エイズ学会認定医
- 日本医師会認定産業医
- 臨床研修指導医(厚生労働省)
- 身体障害者福祉法指定医(免疫機能障害)
「予防と言えばコンドーム!」という人が多いと思いますが、 実はコンドームだけではありません。 他にもたくさんできることがあります。 性病の予防は、①SEXの前、②SEX中、③SEX後に分けることが出来ます。 SEX前の記事はこちら SEX中の記事はこちら ここでは、SEX後にできる性病予防についてお話をします。
セックスの後はおしっこをするようにしましょう。 尿道に入った雑菌やウイルスなどを流すことにより、 性病のリスクが減らせます。 また、膀胱炎の予防にもなります。
もしセックスをした相手が後からB型肝炎だった、 ということがわかったら、 なるべく早い時期にワクチンをうつことで予防できる可能性があります。
ドキシペップという予防法で、性行為後72時間以内にドキシサイクリン(商品名:ビブラマイシン)という抗菌薬を200mg内服することにより、梅毒、淋菌、クラミジアを一定程度予防できます。
セックスをしたあとに相手がHIV感染をしていることが分かった場合に、 1か月間だけ抗HIV薬を飲むことで予防ができる可能性があります。 セックスのあと、なるべく早いタイミング(早ければ早い方が良い)で 内服を開始することが重要です