- 医学博士
- 日本感染症学会専門医・指導医
- 日本内科学会認定医
- 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医・指導医
- 日本感染症学会推薦 ICD(Infection control doctor)
- 日本エイズ学会認定医
- 日本医師会認定産業医
- 臨床研修指導医(厚生労働省)
- 身体障害者福祉法指定医(免疫機能障害)
KARADA内科クリニックでは「PrEP(プレップ)=HIV感染症曝露前予防」の抗HIV薬を処方しています。
国内正規品だけでなく、価格が安価である正規のジェネリック(後発品)を輸入し、提供もしております。
詳細は以前のブログをご参照ください。
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さて、今回はプレップが本当に効果があるのか、安全なのか、というところをもう少し詳しく説明したいと思います。
まず、プレップとは、「HIV未感染者の高リスク者が、感染リスクを軽減するために抗HIV薬を予防的に内服すること」を指します。
つまり、感染リスクのある性行為などの「前」から抗HIV薬を内服し予防を行う「曝露前予防」です。
感染リスクのある性行為などの「後」に抗HIV薬を内服する予防法を「PEP(ペップ)」といいますが、これは「曝露後予防」となります。
実はPrEPの方がPEPよりも多くの科学的根拠(エビデンス)が蓄積されています。
まず、「どのような人たちがPrEPの対象になるのか?」という科学的根拠です。
これだけ様々な研究が行われており、まとめると「男性同性愛者、ヘテロセクシャルな男女、静脈注射による薬物中毒者」において予防効果がみられました。
つまり、性行為だけではなく、血液を介しての感染にも効果があるということです。
様々な研究がなされていますが、研究により幅はありましたが、「44~90%の感染予防効果がある」と言えます。
薬を飲み忘れてしまったりすることが、予防効果を下げる大きな要因であり、しっかり飲み続けることでその予防効果は90%以上になるとされています。
安全性の面でもこれらの研究から、重大な副作用がでてしまったりですとか、薬が効きにくいウイルス(耐性ウイルス)の出現などは、プラセボ群と比べても有意差がありませんでした。
このように、プレップの予防効果・安全性はかなりデーターが蓄積されてきました。
HIV予防の一つの選択肢として、海外ではだいぶ浸透してきました。
日本ではまだまだですが、はじめてみたい、話を聞いてみたい、などお気軽にご相談ください。
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HIV感染症はなかなか人に相談しづらい内容だと思います。少しでもお悩みのことや、気になることがあれば、感染症専門医・エイズ学会認定のいる品川区五反田のKARADA内科クリニックへご相談ください。
JR五反田駅から徒歩1分ですので、山手線各主要駅(渋谷駅・新宿駅・新橋駅・東京駅)からもアクセス良好です。