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HIV予防薬について (PEP:曝露後予防)

当院ではHIVの専門的な検査だけでなく、治療も行える感染症専門医が在籍しております。

そのため、薬の幅広い専門知識での予防投与のアドバイスが可能ですので、お悩みの方はご相談ください。


 

「HIV感染者は適切な治療をして、ウイルス量を検出感度以下にすれば人へ感染させることはない」というお話を前回のブログでしました。

→前回のお話はこちら(クリック)

今回は、まだHIVに感染していない方が、どのようにHIVを予防するかという話しをしたいと思います。

 

 

HIVに感染していない人が性行為でHIVを予防するには?

 

「予防投与」という概念があります。予防のために抗HIV薬を飲むという予防法です。

具体的には、行為のある前から抗HIV薬を内服するという「曝露前予防(PrEP)」と、行為後から抗HIV薬を内服する「曝露後予防(PEP)」に分かれます。

今回は「曝露後予防(PEP)」について説明いたします。曝露後予防(バクロゴヨボウ)、PEP(ペップ)とよみます。

 

曝露後予防(PEP)とは?

 

曝露後予防は、医療従事者が患者さんに使用した注射針などを誤って自分に刺してしまったときに行うものと、医療従事者ではない人が行うものに分かれます。

医療従事者に行う曝露後予防について詳細は今回は省略し、医療従事者以外の人が行う曝露後予防について述べたいと思います。

「医療従事者以外」でどういう方が曝露後予防をするかというと、「セックスのあとに相手がHIV感染症と判明した」「レイプ被害者(女性でも男性でも)」があげられます。

ちなみに性行為別のHIV感染リスクを高い順番にあげると、

 

  1. アナルセックス(受け手側)
  2. アナルセックス(挿入側)
  3. 腟性交(女性)
  4. 腟性交(男性)
  5. オーラルセックス

となります。

曝露後予防の内容は下記の通りです。

  • 抗HIV薬を28日間内服する
  • セックス後なるべく早め(72時間くらい)に内服する(72時間を過ぎていても内服したほうが良い)
  • 内服開始前にHIV、B型肝炎の検査を行う
  • 自費診療であり、保険診療は不可

 

曝露後予防(PEP)の効果は?

 

「どれくらい予防効果があるか」ということについては、実はあまりデータはありません。

しかし、医療従事者においては、セックスよりもリスクの高い針刺し事故(誤ってHIV感染者に使用した針を、自分自身に刺してしまう)についても先進国では2000年以降、1件も感染者がでていません(特殊なケースで1例アメリカであり)。

これはこの曝露後予防をしっかり行ったことにより、感染が防げている何よりの証拠だと思います。「可能な限り早めに内服を開始し、1か月間内服」することで、HIV感染をかなり高い確率で予防することができるのです。

 

当院でPEPを受けるメリット

 

  • エイズ学会認定医で、数多くのHIV診療実績がある
  • HIV感染症の治療も行っているクリニックであり、抗HIV薬を院内で処方できる
  • 日本で承認を受けている抗HIV薬のみを処方

 

当院での曝露後予防(PEP)のご説明

 

「性行為後できるだけ早く」受診する

受診当日に問診、採血(HIV、B・C型肝炎、肝機能、腎機能)を行う
抗HIV薬を処方する、内服開始

1週間後に再診もしくはアプリで確認(初回受診時の採血結果説明)

3週間後に再診し、副作用などの確認、採血(HIV、B・C型肝炎、肝機能、腎機能)を行う


翌日以降に採血結果説明

 

 

 

曝露後予防(PEP)の費用

 

価格の安いジェネリックはこちら

 

費用(税別):240,000円(上記処方薬、2回分採血代、受診料含む)

 

その他

 

実際に内服を開始する前に、聞いてみたいことや相談事項があれば何でもご相談ください。
(相談のみで終わった際には相談料として3,000円頂きます)

HIV感染症はなかなか人に相談しづらい内容だと思います。少しでもお悩みのことや、気になることがあれば、感染症専門医・エイズ学会認定のいるKARADA内科クリニック(渋谷院・五反田院)へご相談ください。

渋谷院は渋谷スクランブル交差点目の前、五反田院はJR五反田駅から徒歩1分ですので、山手線各主要駅(渋谷駅・新宿駅・新橋駅・東京駅)からもアクセス良好です。

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KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。 総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。性感染症(性病検査)も専門とする。 「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。 東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。 -著書『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』 ●日本テレビ スッキリに感染症専門家として毎週出演中 ●Yahoo!ニュース公式コメンテーター

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