PrEP(プレップ)の科学的根拠について ~感染症専門医が解説~

公開:2021.02.03 /
更新:2022.12.28
医療情報

PrEP(プレップ)の科学的根拠について ~感染症専門医が解説~

 

KARADA内科クリニックでは「PrEP(プレップ)=HIV感染症曝露前予防」の抗HIV薬を処方しています。

国内正規品だけでなく、価格が安価である正規のジェネリック(後発品)を輸入し、提供もしております。

詳細は以前のブログをご参照ください。

 

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さて、今回はプレップが本当に効果があるのか、安全なのか、というところをもう少し詳しく説明したいと思います。

 

PrEPの効果

 

まず、プレップとは、「HIV未感染者の高リスク者が、感染リスクを軽減するために抗HIV薬を予防的に内服すること」を指します。

つまり、感染リスクのある性行為などの「前」から抗HIV薬を内服し予防を行う「曝露前予防」です。

感染リスクのある性行為などの「後」に抗HIV薬を内服する予防法を「PEP(ペップ)」といいますが、これは「曝露後予防」となります。

実はPrEPの方がPEPよりも多くの科学的根拠(エビデンス)が蓄積されています。

PrEPの科学的根拠(エビデンス)

 

まず、「どのような人たちがPrEPの対象になるのか?」という科学的根拠です。

①どのような人たちがPrEPの対象になるのか?

 

これだけ様々な研究が行われており、まとめると「男性同性愛者、ヘテロセクシャルな男女、静脈注射による薬物中毒者」において予防効果がみられました。

つまり、性行為だけではなく、血液を介しての感染にも効果があるということです。

 

②どれくらいの効果があるのか?

 

 

様々な研究がなされていますが、研究により幅はありましたが、「44~90%の感染予防効果がある」と言えます。

薬を飲み忘れてしまったりすることが、予防効果を下げる大きな要因であり、しっかり飲み続けることでその予防効果は90%以上になるとされています。

安全性の面でもこれらの研究から、重大な副作用がでてしまったりですとか、薬が効きにくいウイルス(耐性ウイルス)の出現などは、プラセボ群と比べても有意差がありませんでした。

このように、プレップの予防効果・安全性はかなりデーターが蓄積されてきました。

HIV予防の一つの選択肢として、海外ではだいぶ浸透してきました。

日本ではまだまだですが、はじめてみたい、話を聞いてみたい、などお気軽にご相談ください。

 

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HIV感染症はなかなか人に相談しづらい内容だと思います。少しでもお悩みのことや、気になることがあれば、感染症専門医・エイズ学会認定のいる品川区五反田のKARADA内科クリニックへご相談ください。

JR五反田駅から徒歩1分ですので、山手線各主要駅(渋谷駅・新宿駅・新橋駅・東京駅)からもアクセス良好です。

記事執筆者

KARADA内科クリニック 五反田

院長 佐藤 昭裕

KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。

総合診療医として全身の幅広い診療と、感染症専門医としてHIV感染症や結核、マラリアなどの診療に加え、集中治療、院内感染対策、ワクチン診療などに従事。性感染症(性病検査)も専門とする。
「東京都感染症マニュアル2018」や「感染症クイック・リファレンス」などの作成に携わる。

東京医科大学病院感染症科医局長や東京医科大学茨城医療センター感染制御部部長、感染症科科長などを歴任し、現職に至る。
-著書『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』
●日本テレビ スッキリに感染症専門家として毎週出演中 ●Yahoo!ニュース公式コメンテーター

認定資格

  • 医学博士
  • 日本感染症学会専門医・指導医
  • 日本内科学会認定医
  • 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医・指導医
  • 日本感染症学会推薦 ICD(Infection control doctor)
  • 日本エイズ学会認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 臨床研修指導医(厚生労働省)
  • 身体障害者福祉法指定医(免疫機能障害)

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